心ひとつ 東日本大震災復興祈念慰霊法要

本日は、日蓮宗岡山県修法師会主催による

「心ひとつ 東日本大震災復興祈念慰霊法要」へ

檀家さん数名と共に参加させていただきました。

12時30分に開式ということで、本住寺では10時に集合して、

半端な時間となりますが、軽いお食事を摂っていただいてから出発することにしました。

住職も合わせた7名が、檀家さんの運転する車に乗せていただきました。

会場の岡山市民会館は、大勢の檀信徒の皆さまでとても賑わっています。

まずは、立川志遊師匠の落語です。

日蓮聖人一代記からの一人語りと、左甚五郎の落語の二部構成で、面白かったです。

約20分の休憩をはさんだ後は、岩手県から来られた西山文生上人の講演です。

西山上人は岩手県遠野市の方で、東日本大震災の復興支援に大変尽力されている方です。

震災の様子や現状についてお話し下さったのですが、テレビ等のマスメディアから伝わるものと違い、

言葉の一つひとつがとても重く、胸をつかれ、思わず涙がこぼれました。

講演の後の法要は、会場の檀信徒も参加しての慰霊法要でした。

一緒にお経をあげるのでお経本を持って来てください、との通達があったのですが、

実際には会場がとても暗く、文字を読める状態ではなかった!のがとても残念でした。

壇上に上がられた大勢のお上人方による修法はとても迫力があり、厳かな気持ちになりました。

東日本大震災から早くも1年3ヵ月が経ちました。

大震災を忘れず、これからも出来るだけの支援を続けて行くとともに、

明日は我が身と災害に備え、今日という日を大切に生きて行かなければ、と思いました。

法要が終わりお寺に帰ってきてから、檀家さんが用意して下さったコーヒーを飲み、

今日の感想などを話しながら、ほっと一息です。

ご参加下さいました皆さま、今日は本当にお疲れさまでした。

また、何かの機会がございましたらお声を掛けさせていただきますので、

ぜひご参加下さいませ!