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摩利支天開堂供養

お寺からほど近い山の斜面に、瀬崎さんの講中でお祀りしている摩利支天様があります。

10人くらいしか入れない小さなお堂ですが、講中の方々で代々、信仰し守り伝えてきたそうです。

そのお堂が約200年ぶりに建て直され、このたび開堂のお経となりました。

摩利支天は原名をマリーチといい、「威光・陽炎・蜃気楼」などを神格化したもので、

古代インドの神が仏教にとり入れられた守護神です。

 この天を祈る者は同じようにその徳を得て、

人から姿を見られず、とらえられず、害されず、騙されず、縛られず、

財物をとられることなく、罰せられることも、怨みを果たしに来ても姿を見つけられない。

自らの姿形を隠し、相手に見られることなく、どんな障害からも逃れ利益を施して下さる

というので、主に武士階級の守本尊として厚く信仰を集めてきました。

このお堂では年に一度、毎年十二月に囲炉裏に薪をくべて火をおこし、

摩利支天様を奉じるお祭りが講中の方により行われています。

先祖代々お祀りしてきたものを大切に受け継ぎ、共に手を合わせ、

次の世代にも守り伝えていく皆さまの姿に心を打たれます。

新しい御宝前では、これからも摩利支天様の御加護のもと、

講中各家が子々孫々まで彌栄ていくことを心から祈らせていただきました。


 
 
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