本堂 お払い 平成20年(2008年) 5月4日

落慶までの歩み

境内の植木の移植や伐採が始まっている中、本堂のご本尊・仏具等の抜魂の読経「解体前抜魂供養」を行い、塩・米・酒をまきながら解体となる建物を一周し四隅を払いました。
続いて、午後2時から本堂の中の物を運び出す作業をしました。何より嬉しかったのは、御宝前下の開かずの扉の中からお釈迦様の誕生仏像を見つけられたことです。
平成20年(2008年) 5月7日 本堂の解体工事が始まりました。


地鎮祭(起工式) 平成20年(2008年) 6月4日大安

午前10時、爽やかに晴れた天候の中、本住寺地鎮祭を執行しました。祭壇には御曼荼羅ご本尊を中心に塩・米・酒・野菜・乾物・果物・菓子が供えられ、敷地の四隅には紅白の重ね餅酒・塩・米の他に大豆・小豆・麦・稗・粟の五穀が供えられました。読経・修法に続き鍬入れの儀、その後四方を清めて回り、最後に中央に勝軍木を納めて儀式は終了しました。
本住寺 地鎮祭 本住寺 地鎮祭 本住寺 地鎮祭


工事着手 平成20年(2008年) 6月10日

本住寺 基礎工事

基礎工事が始まりました。
一度更地になり清められた土地に、新しい本住寺の形が図面から地面に描き写され、その広さがより具体的に実感されました。
コンクリートで全てを塞いでしまい土と通じていないのは、気学の観点から良くないということもあり、本堂も庫裡も、その中央には穴が開けられています。


本住寺 基礎工事平成20年(2008年) 8月18日
本堂の上棟に向け柱が立ち始めたこの日、地鎮祭の時の勝軍木を、経石と共に本堂の中央から地中に納めました。


本堂上棟式 平成20年(2008年) 9月10日

「本堂上棟式」を執行しました。祭壇に重ね餅・塩・米・菓子・果物を供え、住職・大水流妙好師・妙紀の3人で法味言上しました。
法要のあとは、棟梁が本堂の一番上の柱を大きな木槌で打ち付け、棟上げとなりました。
その後、無事に上棟した事を祝い、住職・総代・建設委員が足場に上がり餅を撒きました。住職が持っていた升の中には福銭が入っていて、餅に混じって降ってくるおひねりを皆、楽しそうに拾っていました。
本住寺 地鎮祭 本住寺 地鎮祭 本住寺 地鎮祭
平成21年(2009年)2月17日 あっという間に建物の引き渡しとなりました。

本住寺 落慶式典 平成22年(2010年) 11月13日

平成22年11月13日(土)、多くの檀家さんのご協力により、手作りの本堂落慶法要を盛大に執り行うことができました。午前10時より、12名の太鼓隊と42名ものお稚児さんで稚児唱題行列を行いました。大勢の皆さんに歩いてもらい式典に華を添えていただきありがとうございました。その記念写真の撮影後、法要では天童祭文や御宝前法楽、慶讃文などを修め、挨拶・謝辞、閉式の後、六ツ森先生方の箏曲奉納と鏡開きと続き、にぎやかにも楽しい清興で本住寺の落慶をお祝いすることができました。
ありがとうございました。
落慶式典の様子(フォトギャラリー)
本住寺 落慶式典 本住寺 落慶式典