5月, 2013

甘露の法雨を受けて ~花まつり~

花まつり ~釈尊降誕会~

平成25年5月19日(日) 午前10時30分より

しとしとと恵みの雨が降り注ぐ中、

本住寺では『花まつり~釈尊降誕会』の法要を執り行いました。

お参りの皆様が持ち寄ってくださった真心のお花で

御宝前には、さながらルンビニー園のような花園が現れました。

足元のお悪い中お参りくださいました皆様、本当にありがとうございました!

ご参拝いただいた皆様には、誕生佛に甘茶を灌ぎ、お焼香をしていただきました。

今回の花まつりは、信行唱題会も兼ねておりましたので、お経の後は

団扇太鼓のリズムにあわせて、お題目もしっかりとあげさせていただきました。

 

本堂建て替えの際に発掘された小さなお釈迦様を、

今年も皆様の温かなお心とお花でお祀り出来たこと、心より感謝申し上げます。

 お参りくださいました皆様、本当にありがとうございました。

さて、昨年の御会式に綿帽子をかぶっておられたお祖師様ですが、

花まつりにあわせて綿帽子を外させていただきました。

法要が終わった後は、みんなで甘茶をいただきました。

お砂糖とは違い、ほんのり後を引く天然の甘さが美味しいです。

こんなに甘くてもカロリーゼロで、カフェインレスのヘルシーなところも嬉しいですね。

飲むだけではなく、家の周りに撒くと這う虫を除けてくれるとか。

そして、御仏壇やお墓にお供えすると、ご先祖様が喜ばれるともいわれております。

お参りくださった方には、お土産としてペットボトルに詰めた甘茶も持ち帰っていただきました。

さて、雨が降るとつい『イヤなお天気』と思ってしまうこともありますが、

視点を変えたら『恵みの雨』となりますね。

今日の雨で新緑が艶やかに色を増したように、

皆様のお心にも、甘露の法雨が降り注ぎますように…

風薫る季節と護る心 ~境内清掃5月~

前日の冷たい雨が上がり、初夏の陽気の中、本住寺では檀家さんによる境内清掃が行われました。

今回の当番は3班『吉則・玉島地区』の方々です。

早朝よりご参加くださいました皆様、本当にありがとうございました。

 

 今年最初の境内清掃は、生い茂る草木や伸び放題の庭木と格闘していただくことに。

草刈機5台を駆使してバリバリと草を刈っていきます。

皆それぞれにホウキや熊手や鎌を持ち、暗黙の了解で手分けをしながら作業を進めていきます。

伸び放題の庭木の剪定もお願いしていたところ、手間のかかる松は、

なんと前もって連休中にしてくださったそうです。

 

境内に生える草や落ち葉、剪定した枝葉、永代供養塔周辺や裏の斜面に生い茂る草・草・草…

刈った草などはザクザク集めて軽トラックの荷台に積み込んでいきます。

集めた草木の量は軽トラ4台分にもなりました。

これらは、近くの檀家さんに処分を引き受けてもらいました。感謝!!

 

檀家の皆様のお力でお寺が護られていくのは、本当にありがたいことです。

朝8時から始まった作業は、なんと10時半を過ぎてからの終了となりました。

3班『吉則・玉島地区』の皆様、本当にありがとうございました!!

 

本住寺の境内清掃は、檀家さんの地区ごとに5班に分け、5・7・9・11月の年4回行っております。

次回は7月14日(日)4班『有井・呉妹・二万』地区の当番となります。

暑い中での境内清掃となりますが、ご協力の程、よろしくお願いいたします。