爽やかに晴れた9月第2日曜日、本住寺の境内清掃がありました。

今回の当番は2班『金谷・山手・谷本』地区の皆様でした。

 

集合時間の勘違いというハプニングもありつつ、集まって下さった皆さん、汗だくになりながらの境内清掃です。

秋の草刈シーズンということもあり、中には他のところと掛け持ちで参加して下さった方もいらっしゃいました。

ふと見れば、四季桜の枝先に小さな花が咲いていたり、帽子の上でカマキリが日向ぼっこをしていたり…。

掃除をするということは、単にその場を綺麗にすることではなく、場を清めることによって自分自身の心を清める尊い修行となります。

一人一人の清らかなお心は勿論、皆で協力し合いお寺を護っていこうという志は本当に尊いものです。

お忙しいなか、境内清掃にご参加くださった皆様には、感謝の気持ちでいっぱいです。

金谷・山手・谷本地区の皆様、本当に有難うございました!

次回の境内清掃は11月の第2日曜日。

『吉則・玉島』地区の皆様となりますので、よろしくお願いいたします。

 

 

台風が接近していると言いつつも、午前中はまだ心地よい風が吹く晴れやかなお天気となりました。

この佳き日に、ご縁があって知り合いの新築の家の地鎮祭を勤めさせていただきました。

地鎮祭とは、土地の上に家屋などの建物を建設するにあたって事故や魔障がないように祈る法要のことで、その土地の有無両縁の諸精霊の成仏を祈り、諸々の神仏に感謝の法味を言上し、邪気の退散・吉祥清浄を祈念する、とても大切な儀式です。

地鎮祭というと、どうしても神主様のイメージが強く、住宅メーカーさんでも知らない人が多いようですが、もちろん仏式でも執り行うことが出来ます。(実はお寺の地鎮起工式をする際、『神主様を頼んでおきますね。』と、びっくりするようなことを業者さんに言われた経験があります。勿論、丁重にお断りさせていただきましたが。)

数をこなしている神主様より、どうしても手間やお金、時間がかかってしまいますが、その分味もあります。

私は最上稲荷に勤めさせていただいている関係で、あちこちの地鎮祭の経験もございますが、その家、その会社、いろんなケースがありました。

みなさまも是非機会がございましたら、ご予算やお考えなどをご家族で話し合った上で、それぞれにあった思い出に残る儀式となるよう、また、一生に何度もないお家の新築の節目に、諸天善神のご加護を改めて願ってみるのは如何でしょうか。

8月28日 午後2時

残暑が厳しい中の信行唱題会です。

お寺に来られた方に『暑いとしか言葉が出ませんね。』と言われましたが、全くその通りの暑さですね。

暑い中にもかかわらずご参加下さった皆様、ありがとうございました。

今回はさずがに本堂にエアコンを効かせたのですが、一生懸命に太鼓を打ち鳴らしての唱題行に汗が吹き出ます。

『普段の生活の中では大きな声を出す機会がないので、唱題会では思いっきり大きな声を出してスッキリするんです。』

と言われる方もおり、ストレス解消にも役立っているようで嬉しいです。

唱題行に続く深心行では、姿勢を正し、呼吸を整え、心を鎮め、お題目の余韻が心身に染みこんでいくようです。

今回は中秋の名月にかけて法話をさせていただきました。

天の三光(日天子・月天子・明星天子)の大いなるお力のもと、自然界のありとあらゆる恩恵を受けて生かされている私達です。

天地自然の中に神仏を見て、自然と調和しながら、お題目と共に生きてまいりましょう。

次回の信行唱題会は 9月18日 午後2時 からです。

興味が有る方は、是非お気軽にご参加下さい!

こぢょっこでらいぶVOL.10

こぢょっこ寺へようこそ! 箏の優しい音色と煌く旋律に包まれて ゆったりとした時を過ごしませんか?

六ツ森ケイ子と住職により楽しいトークお楽しみ下さいませ!

 

日時:201111日()15:00
会費 ¥3,000
演奏:六ツ森 ケイ子(箏)・六ツ森 ヒロ(尺八)

 

♪♪♪お問い合わせ♪♪♪
妙見山 本住寺 六ツ森音楽事務局
倉敷市真備町服部1587 TEL:080-5233-1270(熊代) FAX:086-423-5237 URL:http://www.kct.ne.jp/~mu2mori/ mail:info@mutsumori.com TEL:090-7993-7003

このたびの東日本大震災により亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますと共に、被災された皆様、またそのご家族の方々に対しまして心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復興、復旧をお祈り申し上げます。

震災から5か月が過ぎようとしていますが、未だに過酷な状況にある被災地のことを想うと、本当に胸が痛みます。

支援にしても、お金やモノを送ればそれで終わりというわけではなく、それでも自分に出来ることがあれば何かをしたいという気持ちは誰にでもあるのではないでしょうか。

この度は、倉敷市中島にあるイタリアンレストラン収穫月の中原様より支援物資についてのお話をいただき、お寺に来られた方を中心に物資の提供を呼び掛けさせていただきました。

今回集めさせていただいた品は『・タオル・バスタオル・タオルケット・食器類・虫除け類』です。

17名の皆様が快くご協力くださり、こんなに沢山の物資が集まったのですから、本当に有り難いことだと思います。

そして先程、集まった物資を車の荷台にギュウギュウに積みこんで、収穫月さんへ持って行ってまいりました。

今回の支援物資は、宮城県の東松島市と多賀城市に送られます。

自分一人では何かしたくても出来なかったりするのですが、こうした気持ちを形にすることが出来ましたのも、お声を掛けていただけたからだと思いますし、それに答えてくださった多くの方々がおられたからこそだと思います。

今回ご協力いただいた皆様、収穫月中原様ご夫妻との良きご縁に、心より感謝申し上げます。

ありがとうございました!!

復興にはこれからも、長期にわたる支援が必要となってきます。

一人の力は小さくとも、出来ることを積み重ねられたら大きな支援になることを信じて、自分に出来ることを精一杯させていただきながら、気長に取り組んでいけたらと思っております。

本住寺では、まだまだ義援金を受け付けておりますので、よろしくお願いいたします。

7月24日(日) 午後2時

夏の日差しが照り付ける中の7月の信行唱題会です。

暑い中にもかかわらず、多くの方々にご参加いただき、本当にありがとうございました!

 

さて、お座敷で法話をさせていただいた後は、本堂へ移動しての『唱題行』です。

太鼓を叩きながら、大きな声で一生懸命にお題目を唱えました。

大太鼓を叩く腕にも力が入り、顔から頭から汗が滴り落ち、まるで茹で蛸?!のようです。

太鼓の音も唱題の声も揃っていて、素晴らしいです!

皆で心を合わせてお題目を唱えられることは、本当に有り難いことですね。

唱題行の後の深心行の時、静まり返った本堂に蝉の声と風鈴の音が聞こえ、夏を感じました。

今回、初参加の方がいらっしゃったので、感想を聞いてみると…

「清々しいです!」と笑顔で答えてくださいました。

唱題行が終わった後には、冷たいお茶で喉を潤しながら、皆様と楽しくお話をさせていただきました。

 

来月にはお盆や終戦記念日もあり、祈りの月となります。

生かされていることに感謝、いのちに合掌して、お題目を唱えましょう。

 

さて、次回の『信行唱題会』は 8月28日(日)午後2時~ となります。

興味のある方は、お気軽に是非ご参加下さい。